知っておいて!普通車の教習の進め方

合宿免許

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こんにちは。現役指導員のT先生です。
現代では車の免許を持つことが普通になってきました。
これから免許を取るために教習所に通うことを考えている人も多いはずです。
そこで皆さんが気になってくるのが、どんな感じで教習が進んでいくのか。内容は?スピードは?お金は?といった感じでしょうか。
私の働いている教習所も参考にしながらこれらについてお話ししていきます。

教習の進み方

ここでは普通車の進み方について解説していきます。

まず時限数ですが、

AT免許  1段階→12時限    2段階→19時限

MT免許 1段階→15時限    2段階→19時限     となります。

MT免許(以下MT)に関しては運転装置の取り扱いがやや難しいためAT免許(以下AT)よりも3時限長くなっています。2段階に関してはどちらも同じ時限数になっています。

内容

まず1段階の内容は基本操作・基本走行という名目で行われます。

自動車学校によって進め方は様々なのであくまで一例ですのでご理解よろしくお願いします。

内容に関してはATもMTも同じでMTの方が長く練習時間が設けられているだけです。

  1. 模擬運転装置による教習
    最初の時間は模擬運転装置により運転装置の取り扱いについて学習します。ここではハンドルの回し方、ペダルの操作方法、ワイパーやウィンカーなどの使い方についてです。
  2. 発進と停止
    2時限目からは実車による教習のスタートです。まずは模擬でやった内容をもとに車の発信と停止の手順について学習します。これができたら、コースの基本である内周と外周の走行です。スピードコントロールやハンドル操作で正しい位置に車を誘導する技術を身につけましょう。
  3. 右折、左折
    右左折には確認の手順があります。都道府県によって少し違うかもしれません。この確認の手順を覚えて、実行しながら車の正しい位置に誘導することを身につけます。
  4. 踏切の通行
    踏切は窓を開けて音を聞いたのちに発進。これが鉄則です。踏切に行くまでも右左折があるためこれの復習もしながら踏切の通行を覚えていきましょう。
  5. 坂道の通行、坂道発進
    ATの坂道発進はとても簡単ですが、MTの坂道発進はかなりコツがいります。ですが掴んでしまえばスムーズに発進することができますが、つかむのに時間がかかる人もいるでしょう。めげずに頑張りましょう。
  6. S字クランク
    おそらく1段階で1番難しいといっても過言ではないかもしれません。ここでは速度コントロール、車体の誘導方法、車体感覚を身につけます。AT車はクリープ現象があるためそれをブレーキで以下に遅くしながら通行できるかが重要ですが、MT車は断続クラッチを使って以下に遅い速度を自分で作り出すことができるかが重要になってきます。さらに速度コントロールも意識しながらハンドルを回さないといけないため、マルチタスクが苦手な人にはかなり難しい内容となっています。これもめげずに頑張りましょう。
  7. 見通しの悪い交差点
    S字クランクで身につけた速度コントロールや断続クラッチをもとに慎重に車体の存在をアピールしながら、見えるところまで出て行くことが求められます。住宅街などには見通しの悪い交差点はたくさん存在するためこれはしっかり身につけておきたいですね。
  8. 総点検
    今までやってきた内容の総まとめです。ここでは修了検定で使用するコースを走ってもらうことが多いと思います。指導員は主にコース案内のみでその他の確認手順や安全確認、優先判断などは全て行わなければなりません。さらにこれも自動車学校によって違いますが、コースを自分で覚えなくてはならないところもあります。今までやってきたことをしっかり思い出さなければいけませんね。

教習のスピード

最初にも教習時限について書きましたが、教習は1日に受ける回数も決まっています。

1段階は1日2時限まで
2段階は1日3時限までで3時限連続の教習はすることができません。2時限連続の後1時間空いてからさらに1時限という取り方ならOK


自分で教習の予約を取る通学の方に関しては自分でスピード決めることができます。
合宿の方だと1日受けられる時限数をMAXで受けることができますのでATの方は約2週間、MTの方は約15〜16日ほどが平均です。

金額は?

これも自動車学校によって違いますが、通学の場合は平均すると、

学生割で                一般だと
ATは約30万〜33万           AT約35万
MTは約33万〜35万           MT約36万〜38万

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合宿の場合は繁忙期と閑散期で金額が異なります。
繁忙期は学生の長期休みの2月前半〜4月前半頃と7月後半〜10月前半頃が繁忙期になっています。
閑散期は上記以外の月になります。

閑散期の合宿で             繁忙期は
ATは約22万〜27万           ATは約30万〜35万
MTは約24万〜32万           MTは約33万〜38万

あくまで平均や私の自動車学校も参考にした大体の金額になりますので予約の際はご自身でよく金額を調べてから予約を行なってください。

やはり人の集まる繁忙期は金額がかなり上がりますので金額を抑えたい人でスケジュールの確保ができる方は閑散期に行くことがおすすめです。
逆に繁忙期は多くの人が集まるため、友達を増やしたり色々な人と交流したい人には繁忙期がおすすめです。

まとめ

今回は教習の進み方についてお話ししてきました。
何度も言いますが、これはあくまで参考なので鵜呑みにしないでください。
自動車学校に行く際は、閑散期であっても安い金額ではないので、ご自身でその学校の決まりなどを理解し、同意した上で申し込みをしましょう。
皆さんが最短で気持ちよく卒業できるように全国の指導員は本気で頑張っています。
皆さんも壁に当たることはあるかも知れませんが、歯を食いしばって頑張ってください!
皆さんの免許取得を陰ながら応援しています!

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