教習所の期限や仮免許証の期限はいつまで?徹底解説!!

教習所

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教習所に入校して、卒業するまでや卒業してから免許を取るまでにはいろいろな期限が設けられています。免許合宿などで取る人も多くなってきていたり、通学でも余計な時間をかける人も少ないため、期間が設けられていることを知らない人も多いかもしれません。

しかし何らかの理由で教習を一時的に中断しなくてはならない場合や、やむをえない場合は知らない間に教習期限を超えていて、自分が損をしてしまうかもしれないためこれらの期限については知っていた方がいいと思います。
ここでは現役指導員の私が期限について徹底解説していこうと思います。

主な4つの教習期限


教習所にいつまでも入れるわけではありません。
やはりある程度一定期間のうちに教習を終えないと、感覚の忘却や、知識の忘却などに繋がり安全運転をすることが困難とされます。まずは期限について詳しく見ていきましょう。

  1. 教習の有効期限
    まず、卒業までの教習期限としては9ヶ月という期間が設けられています。この期限のスタートは入校手続きをした日ではなく、最初の教習を開始した日からスタートとなります。技能だけを受ける場合は技能教習の初回受講日が教習開始日になり、学科も技能も受ける場合は学科教習の初回受講日が教習開始日になります。
    ここから9ヶ月以内に教習を終わらせ卒業しなければなりません。しかし9ヶ月もあれば大抵の人は卒業することができます。しかし学科試験になかなか受からなかったり、時間が経ってしまったり、気長に受けていたら思いの外期間が空いてしまっていたり、混んでいてなかなか予約が取れないなど様々なケースがあります。しっかり計画して臨みましょう。

  2. 仮免許学科試験の有効期限
    第1段階は教習所のコースの中で教習を行います。ここでは基本操作、基本走行を学びます。これは2段階の路上教習に出るための練習になります。この1段階の最後に運転技能を確かめる修了検定と仮免許学科試験があります。そしてこの仮免許学科試験は、修了検定に合格してから3ヶ月以内に合格しなくてはなりません。3ヶ月も準備期間があればたいていに人は合格できますが、落ち続けているうちに期限を超えてしまう人もいるためしっかりと対策をして試験に臨みましょう。

  3. 仮免許証の有効期限
    上の2でお話しした仮免許学科試験に合格すると仮免許証が発行され、路上に出ることができます。しかしこの仮免許証も有効期限があり6ヶ月です。第2段階は19時限のため6ヶ月あれば卒業できます。しかし途中で教習を断念してしまったり、繁忙期と重なってしまい教習の予約が取れなくなったりして有効期限をきらしてしまう人もいます。この路上教習も仮免許証がないとできないことです。計画的な予定をたて、期限内で卒業できるようにしましょう。

  4. 卒業検定の有効期限
    それぞれの段階の1番最後の技能教習のことを「みきわめ」といい、検定を受けるに値する能力が備わっているかの確認が行われます。能力がまだ未熟なのに検定を受けても合格できないことは目に見えています。この「みきわめ」は正式なテストではありませんが、「このくらいできれば検定を受けても大丈夫そうだな」という感じで指導員がチェックします。
    卒業検定は、この最終時限の「みきわめ」に合格してから3ヶ月以内に受けなければなりません。
    ですが必要な課程をすべて終了していれば、教習期限の9ヶ月を過ぎた後でも、「みきわめ」から3ヶ月以内であれば卒業検定を受けることは可能です。

卒業証明書の有効期限にも注意!!

卒業検定に合格すると卒業証明書が発行されます。これがあれば自宅近くの本免の試験を行なっている免許センターで試験を受けることができ、これに合格すれば免許取得になります。
ここで注意してほしいのが、この卒業証明書の有効期限です。1年が期限になります。1年を過ぎてしまうとこの証明書の効力は無くなってしまいます。
期間が空いてしまえば学科の内容を忘れてしまい合格することが困難になる人も多いため、教習所を卒業したら早いうちに学科試験を受けて免許にしてしまいましょう。

期限に間に合わなかったらどうなるの?

期限に間に合わなそうだからといって延長はできません。これは法律で決められているため、自動車学校側は何もすることができません。卒業の目処が立たない場合は退校になり再入校して、最初から教習を最初からやり直すことになります。しかし仮免許証を持った状態で期限を過ぎてしまった場合は、仮免許入所という形で、仮免許証の有効期限内であれば2段階の教習からスタートすることができます。しかしそのためには入校の予約があらためて必要になるので注意です。

払ったお金は帰ってくる?

入校の時に払った教習代や教材費などの費用は卒業できなかったからといって返金されるものではありません。教習所にによっては未受講の分の費用などは相談によっては返金されるとこともあるようですが基本的には戻ってこないと考えておいた方がよさそうですね。
退校後に再度入校する場合、通常は申込金などの費用をもう一度払わなければなりませんが教習所によっては再入校の際は割引が適用されるケースもありますので期限が近い人は相談し、抑えられる費用は抑えられるようにしましょう。

まとめ

今回は教習所の様々な期限についてお話ししてきました。教習所に入校しようとしている方は事前に自分の予定などと照らし合わせ、計画的に教習が進むようにスケジュール管理をしっかりしましょう。
期限切れになってしまえば今までやってきたことが水の泡になってしまいます。支払った費用も戻ってきません。再入校したとしてもまた費用がかかったり更なる労力が必要になります。期限に間に合うように気をつけながら免許取得に向けて頑張ってきださい。

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