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会社の都合や指示で中型の免許を取らないといけないという方は意外に多いのかもしれません。
今この記事を見ているあなたもそうなのではないでしょうか?
免許合宿で中型の免許を取る場合は注意が必要です。
ここではこれから中型免許を取ろうとしている人のために注意すべき点を書いていこうと思います。
トラックはまだまだマニュアルです!
市販のトラックでは最近ではオートマ(AT)のものも増えてきていますが、まだまだトラックはマニュアル(MT)が多いです。
私の働いている自動車学校にくる中型免許の人でよくいるのが、免許取って以来MTの車に乗っていない方や、そもそもペーパードライバーという方が多いです。もちろんこれらの理由はしょうがないことなので決して悪いことではありません。しかし、このような方はやはり教習で苦労する傾向にあります。
とにかく時間が短い!
中型免許のカリキュラムは所持免許の状況によりますがとにかく時間が短いです。その中で車の長さを理解した車の操作、誘導。課題。主に坂道発進、S字クランク、隘路、路端です。
隘路は車体の向きを概ね90度変え所定の位置に車を誘導することです。
路端は道路の端に道路と平行に車を止めることを言います。
この2つの課題が普通車の課題ではなく中型と大型にのみある課題になります。特に隘路に苦戦する人が多いかもしれません。短い教習時間の中で車両間隔を身につけ課題をクリアしなくてはなりません。そのため1時間づつを大切にし、指導員の指導も活かしつつ、自分でも試行錯誤しながら車を動かし感覚を身につけられるように頑張りましょう。
普通車との違いを理解する!
トラックと普通車は見た目から大きく違いますよね。
トラックに乗る時に注意しなくてはならないのがタイヤの位置です。普通車は大体自分より前にタイヤがついています。そのため前輪がカーブに差し掛かるくらいでタイヤを切り始めると思いますが、トラックは自分の真下にタイヤがついているため、普通車と同じ感覚でハンドルを切ってしまうと内輪差により後輪が脱輪や接触をしてしまいます。そのためトラックは前輪の位置もそうですが、後輪の位置も把握し後輪の脱輪にも注意しながらハンドルを切り始めるようにしましょう。
この辺りは教習所で実際にトラックに乗った時に指導員から教えてもらってください。
時限数は?
中型免許の時限数は所持免許によって異なります。
所持免許 | 技能教習 第一段階 | 技能教習 第二段階 | 学科教習 第一段階 | 学科教習 第二段階 |
普通MT | 7時限 | 8時限 | ー | 1時限 |
普通AT | 11時限 | 8時限 | ー | 1時限 |
準中型5t限定MT | 5時限 | 6時限 | ー | 1時限 |
準中型5t限定AT | 9時限 | 6時限 | ー | 1時限 |
準中型 | 5時限 | 4時限 | ー | ー |
中型8t限定MT | ※5時限 | ー | ー | ー |
中型8t限定AT | ※9時限 | ー | ー | ー |
普通2種MT | 7時限 | 4時限 | ー | ー |
普通2種AT | 11時限 | 4時限 | ー | ー |
大型特殊 | 13時限 | 18時限 | ー | 4時限 |
※この2つは限定解除になります。限定解除とは免許変更の審査になります。上記の場合は、8tの限定のみを解除するか、8tとAT限定どちらも解除するか。という形になります。そのため1段階2段階関係なくトータルで5時限か9時限になります。
自分が持っている免許を当てはめて考えてみてください。
年代によっては普通免許を取ったら、上位互換の免許がついてくるというかいう期間もありました。
普通車の免許のみなら教習時間がしっかり確保されますが、MT普通車の免許を取った時に準中型5t限定がついてきてしまうと、トラックを運転したことがないのに1段階を5時間で終わらせないといけないことになります。そのためMTの仕組みや動かし方については自分でもできる範囲でいいので復習と予習をして教習がスムーズに進むように頑張りましょう。
なお、中型の教習期限は最初の教習が始まった日から9ヶ月以内です。限定解除は3ヶ月以内になります。この期間内に教習を終了し卒業しなくてなりません。教習期限のことも頭に入れてスケジュールを組みましょう。
教習期限についてはこちらの記事で詳しく書いてありますのでご覧ください↓
まとめ
今回は中型免許を取る際の注意点について書いてきました。
上記のように所持免許によっては教習時間がかなり限られてしまいます。中型はいきなり車体の長さが大きくなるため車体感覚を掴むのが難しいですから。そのため教習では指導員に言われたことだけではなく、自分から積極的に車を動かしていきましょう。
もちろん指導員も皆さんが上手くなるにはどのようなアドバイスがいいか考えながら行なっていますが、指導員が言っていることが自分に合う合わないというのはもちろんあります。最終的には皆さんの感覚で車を動かすことになるので、自分からその感覚を掴めるように積極的に運転し試行錯誤をしてたくさん試してほしいです。そのほうが教習がスムーズに進んでいくと思います。
最初は大きなトラックの運転は慣れないと思いますが皆さんが最短で卒業できるように指導員も全力で頑張っています。皆さんも一緒に頑張りましょう!!応援しています!!
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